メニュー

記事を探す

2匹・多頭飼いのキャットタワー選び|棚の耐荷重と離れて休める場所で比較

2匹のためにキャットタワーを選ぶとき、「一緒に乗っても重さに耐えられる?」「片方が通せんぼしない?」と気になりますよね。確かめたいのは、棚1枚ごとの耐荷重と、それぞれが休める場所、相手を避けて下りられる経路です。

この記事では、主に2匹で使う場面を想定し、低めの据え置き式、組み替え式、突っ張り式の3商品を比較します。1台を共有するか、別々の場所を用意するかも、猫同士の関係に合わせて考えてみてください。

2匹が使うタワーの休息場所、別々の上下経路、棚にかかる荷重を示す図
2匹の合計体重に加え、同じ棚を使うか、相手を避けて移動できるかも考えましょう。

2匹で使うキャットタワーを選ぶ3つのポイント

1.棚1枚の耐荷重を、同時に乗る猫の重さで確認

耐荷重を見るときは、棚1枚あたりの値とタワー全体の値を分けて確認 しましょう。

たとえば、体重4kgの猫が2匹なら合計8kgです。「棚1枚あたり5kg」のタワーでは、2匹が同じ棚に乗るとその目安を超えてしまいます。タワー全体の耐荷重が15kgでも、同じ棚に8kgまで乗れるわけではありません。

「2匹まで」という表示があっても、猫の体格や乗り方を問わず使える意味ではありません。各猫の体重と、普段から同じ棚に寄り添って休むかを手がかりに、製品の使用条件を確かめましょう。

2.片方が通せんぼしても、離れられる経路を用意する

棚がいくつもあっても、上り下りする道が1本だけなら、途中にいる猫を避けられないことがあります。一方が休んでいる間も、もう一方が床へ戻れるか を想像してみてください。

  • 別の棚を経由して下りられるか
  • 出入り口や途中の棚を、一方の猫がふさぎ続けていないか
  • 近づきたくないときに、別の休息場所へ移れるか

高い場所から無理に飛び下りることを、逃げ道の代わりにしないでください。上下に高さを分けるだけでなく、猫が使いやすい段差で離れられることがポイントです。

3.仲がよくても、ひとりで休める場所を残す

いつも一緒に眠る2匹でも、別々に過ごしたいときはあります。AAFP・ISFMの環境ガイドラインでは、多頭飼いでは休息場所などを複数の離れた場所に用意し、互いに避けられる環境をつくることが勧められています。

大きな1台にまとめるのが合うとは限りません。低いタワーと安全に使える棚、別室のベッドなど、猫が選べる居場所を分散させる方法 もあります。

一方だけがタワーを使う、近づくと威嚇する、途中で引き返すといった様子が続くなら、もう一方が落ち着ける場所も用意してみましょう。

使い方の異なるキャットタワー3商品を比較

低い段差を選ぶか、成長に合わせて組み替えるか、棚の高さを調整するか。猫の動きと部屋の条件から候補を絞りましょう。

商品使い方の特徴荷重・頭数の表示選ぶ前のポイント
Mau アントレ mt-037低い段差の据え置き式全体へ均等に荷重がかかった場合で約15kg、2匹まで約88×51cmの設置スペースがあるか
moftech にゃんこタワー成長や設置場所に合わせて組み替えられる全体設計荷重25kg、パネル1枚10kg、2匹程度組み立て・組み替えができ、選ぶ形が部屋に収まるか
OPPO CatForest-2棚の位置を調整できる突っ張り式棚1枚約5kg、全体合計約15kg同じ棚への同時乗りを含め、各棚の荷重に合うか。天井へ固定できるか

OPPO CatForest-2については、今回確認した公式取扱説明書に使用頭数の指定はありません。多頭用と断定せず、棚ごとの荷重と猫の使い方から検討する候補として紹介しています。

Mau アントレ mt-037|低い段差で上り下りしたい2匹にの商品写真

Mau アントレ mt-037|低い段差で上り下りしたい2匹に

高いジャンプを避けたい猫に、低い段差の居場所を用意したい家庭 の候補です。段差は約16〜24cm。天井へ固定しない据え置き式なので、突っ張れない部屋でも検討できます。

使用頭数は2匹までが目安で、耐荷重約15kgは全体に均等に荷重がかかった場合の値です。上り下りする途中で相手を避けられるか、置き場所も含めて考えてみましょう。

主な仕様

Mau アントレ mt-037|低い段差で上り下りしたい2匹にの主な仕様
寸法高さ約99cm・最大設置面積約88×51cm・段差約16〜24cm
重量約18.6kg
対応範囲全体分散耐荷重約15kg・使用頭数2匹まで
moftech にゃんこタワー|成長に合わせて形を組み替えたい家庭にの商品写真

moftech にゃんこタワー|成長に合わせて形を組み替えたい家庭に

子猫期・成猫期・シニア期のスタイルを基本に、猫の成長や置く場所に合わせて組み替えられる木製タワーです。今後、段差や全体の高さを変えて使いたい家庭に向いています。

頭数の目安は2匹程度。設計荷重は全体25kg、パネル1枚10kgです。組み方によって幅や奥行、高さが変わるので、購入時の形だけでなく、将来使いたい形も部屋に収まるか見比べてください。

主な仕様

moftech にゃんこタワー|成長に合わせて形を組み替えたい家庭にの主な仕様
寸法Kitten 幅705×奥行570×高さ567mm
重量Kitten 6.0kg
寸法Adult 幅705×奥行570×高さ1517mm
重量Adult 11.2kg
寸法Senior 幅692×奥行805×高さ717mm
重量Senior 9.2kg
CatForest-2の商品写真

OPPO CatForest-2|棚の高さや向きを調整したい家庭に

棚の高さや向きを変えられる突っ張り式です。猫が別々の棚で休む場合に、好みの高さへ居場所をつくりたい家庭の候補になります。

棚1枚あたりの荷重の目安は約5kgです。1匹で超える場合だけでなく、2匹が同じ棚へ乗る可能性にも注意してください。設置には、対応する天井高と、梁で補強された強度のある天井など、説明書の条件を満たす必要があります。

主な仕様

OPPO CatForest-2|棚の高さや向きを調整したい家庭にの主な仕様
寸法設置高227〜270cm
重量約8.7kg
対応範囲各棚荷重約5kg

2匹で使うときによくある質問

仲よしなら、同じハンモックで寝ても大丈夫ですか?

まず、そのハンモックが2匹分の重さに対応するかを確認してください。使える条件を満たしていても、別々に休める場所は残しておきましょう。仲がよいことと、棚やハンモックが荷重に耐えられることは別の話です。

耐荷重が2匹の合計体重以上なら、十分ですか?

数値だけでは決められません。耐荷重が示す部位、同時に乗る場所、固定方法なども確認が必要です。ジャンプしたときの荷重は静かに乗っているときとは異なるため、説明書にある使用条件に沿って選んでください。

片方の猫しか使ってくれないときは?

無理に乗せず、もう一方の猫が好む高さや素材、落ち着ける場所を探してみましょう。タワーを共有させるより、別の棚や休息場所を用意するほうが合う場合もあります。置き方の基本は、キャットタワーの選び方でも紹介しています。

購入前に、2匹のいつもの過ごし方と照らし合わせる

候補が決まったら、次の3点を確認しましょう。

  • 同じ棚へ乗る場合も、棚ごとの荷重の目安に収まるか
  • 片方が休んでいても、もう片方が無理なく下りられるか
  • 共有したくないときに、別々に休める場所があるか

2匹が必ず同じタワーを使う必要はありません。それぞれが落ち着いて過ごせることを優先して、家に合う組み合わせを選んでみてください。

参考資料