家具下の高さと、ラグを濡らさないための機能を比較
まずは2台の違いを一覧で比べます。寸法はcmにそろえています。
| 比較項目 | Roborock Qrevo Curv 2 Pro | Eufy X10 Pro Omni |
|---|---|---|
| 本体(幅×奥行×高さ) | 35×35.2×7.98cm(センサー格納時) | 約35.3×32.7×11.4cm |
| ドック/ステーション(幅×奥行×高さ) | 45×45×45cm | 約36.6×48×46cm |
| 毛絡み対策 | 二分割メインブラシとサイドブラシの構造 | ブラシ逆回転とコームによる除去 |
| ラグ上のモップ | 設定により自動取り外し、最大3cmリフト | カーペット検知で約1.2cmリフト |
| 最大吸引力(メーカー公称値) | 25,000Pa | 8,000Pa |
| 自動処理 | ごみ収集、モップ洗浄、乾燥 | ごみ収集、モップ洗浄、45℃温風乾燥 |
低い家具下を掃除したいならQrevo Curv 2 Pro
Qrevo Curv 2 Proの本体高は、上部のLDSレーザーセンサー格納時で7.98cmです。通常の空間ではセンサーが上昇し、家具下などでは自動で格納されます。X10 Pro Omniの本体高は約11.4cm。家具下の開口が11cmに満たない場合は、X10 Pro Omniが奥へ入れない可能性があります。
まずは床から家具の底までを測ってみてください。本体と同じ高さの隙間ではなく、擦れずに動ける余裕が必要です。
ラグ上にモップを持ち込みたくないなら、自動取り外しを
Qrevo Curv 2 Proは、設定によりカーペットを先に吸引したり、ドックでモップを外して吸引だけで走らせたりできます。モップを付けた状態では、最大3cm持ち上げられます。
X10 Pro Omniは、カーペットを検知するとモップを約1.2cm持ち上げます。短い毛足のラグを含む床を続けて掃除したい家庭の候補ですが、厚手や毛足の長いラグでは、持ち上げてもモップが触れないか注意が必要です。
ラグ上へ濡れたモップを持ち込みたくないなら、モップをドックに残せるQrevo Curv 2 Proが選びやすいでしょう。どちらも、使うラグに合わせて設定や走行時の様子を確認してください。
ドックは本体寸法に加え、周囲の空間も必要
ドックは給排水やごみ収集を行う場所です。床に収まるだけでなく、タンクやダストバッグへ手が届き、掃除機が戻れる場所を選びましょう。
Qrevo Curv 2 Proのドックは幅・奥行きとも45cmです。タンクの取り出しやお手入れに使う空間も残してください。
X10 Pro Omniはステーションの幅が約36.6cmと細い一方、奥行きは約48cmあります。さらにメーカーは、次の空間を案内しています。
- 左右:各50cm
- 前方:1.5m
ステーション自体が細くても、家具の狭い隙間に置けるとは限りません。掃除機が戻る経路まで含めて、設置場所を測っておきましょう。
猫の毛絡み・猫砂の回収はどこまで任せられる?
毛絡み対策があっても、ブラシや車輪の確認は必要
Qrevo Curv 2 Proは、二分割されたメインブラシと弧を描くサイドブラシで、毛を中央へ送って絡みにくくする設計です。X10 Pro Omniは、回転ブラシに絡んだ毛を逆回転とコームでほぐす仕組みを備えています。
どちらにも毛絡み対策がありますが、長い毛や糸が絡まない保証はありません。ブラシの端や車輪をときどき確認し、残った毛を取り除いてください。
吸引力の数値だけで猫砂の回収力は決められない
メーカー公称の最大吸引力には開きがありますが、数字だけで「わが家の猫砂をどちらが多く拾うか」は判断できません。砂の大きさや重さ、床材によっても動き方が変わります。
使い始めはトイレ周りの狭い範囲で走らせ、次の点を確かめましょう。
- 硬い砂粒を引きずっていないか
- 砂取りマットの縁を越えられるか
- いつも砂が散らばる場所まで届くか
細いひもや猫じゃらし、食べこぼし、排泄物は、障害物回避に任せきりにせず運転前に片づけてください。留守中に自動運転する場合も、出かける前に床を一度見渡しておきましょう。
家具とラグに合わせて選ぶ2台
低い家具下とラグの水濡れ対策に|Qrevo Curv 2 Pro
ソファや棚の下にたまる猫の毛を、普段の掃除で取りたい家庭に向いています。センサー格納時の高さは7.98cm。手が届きにくい家具下も、通れる隙間があれば掃除の範囲に含められます。
こんな部屋で検討しやすい一台です。
- 本体が通れる低い家具下に、猫の毛がたまりやすい
- ラグ上ではモップをドックに残し、吸引だけで走らせたい
- 幅・奥行き45cmのドックと、タンクを取り出す空間を確保できる
家具下に高さの余裕がある部屋に|X10 Pro Omni
短い毛足のラグを含む床を続けて掃除し、ステーション本体の横幅を抑えたい家庭の候補です。モップを約1.2cm持ち上げる機能と、ブラシに絡んだ毛をほぐす機構を備えています。
本体高は約11.4cmなので、家具下を掃除したい場合はそれより余裕のある隙間が必要です。ステーションを置く場所は、左右と前方の帰還経路まで含めて測ってみてください。
まず測りたいのは、家具下とドックの置き場所
低い家具の下や、モップを外して走らせたいラグがあるならQrevo Curv 2 Pro。家具下に十分な高さがあり、ステーション本体の幅を抑えたいならX10 Pro Omniが候補です。
気になる一台が見つかったら、メジャーで家具下の開口とドック周辺を測ってみてください。ラグの厚み・毛足も確かめると、毎日の猫の毛掃除を任せられる範囲が具体的に見えてきます。
参照した公式情報
- Roborock Qrevo Curv 2 Pro 国内公式製品ページ(2026年9月8日確認)
- Eufy Robot Vacuum Omni X10 Pro Anker Japan公式製品ページ(2026年9月8日確認)
猫砂の飛び散り方から床まわりを整えたい方は、猫砂の飛び散り防止|砂取りマット・紙砂・専用チップの選び方も参考になります。