体重だけで決めず、猫が中で姿勢を変えられる広さを選ぶ
メーカーが案内する体重の目安は、PD50が8kgまで、PD80 proが15kgまでです。ただし、同じ体重でも胴の長さや体の高さは猫によって異なります。
普段くつろいでいるときの姿勢を思い浮かべながら、次の点を確かめてください。
- 座る:自然な姿勢で座ったとき、頭上にゆとりがあるか
- 伏せる:体が壁に密着して窮屈にならないか
- 向きを変える:中で無理なく体の向きを変えられるか
8kg未満でも体が大きく見える猫なら、体重だけで50Lに決めず、胴の長さや座ったときの高さも確認しましょう。箱の中に入れることと、落ち着いて過ごせることは別です。
50Lと80Lの比較表|本体の大きさと重さも違う
扉を開けて猫を出し入れし、前に座って見守れる空間も必要です。本体寸法だけで置き場所を決めないようにしましょう。
| 比較項目 | Drybo Plus PD50 | Drybo Air PD80 pro |
|---|---|---|
| 容量 | 50L | 80L |
| 対応体重の目安 | 8kgまで | 15kgまで |
| 本体サイズ(幅×奥行×高さ) | 43.7×46.7×43.6cm | 54.7×56.5×64.3cm |
| 本体重量 | 8.8kg | 17.9kg |
| 消費電力 | 350W | 750W |
| 送風・調節 | 床からの送風、温風・送風など | 前後左右と床面から送風、5モード、4段階風量、温度16〜40℃ |
| 主な手入れ機能 | 抜け毛を一か所へ集める構造 | ダストフィルター、取り外して洗える床板、排水口 |
特に比べておきたいのが、本体の重さです。PD80 proは17.9kgと、PD50の約2倍。ロック付きキャスターで床の上を動かせても、段差を持ち上げたり、階段で運んだりするときには重さが負担になります。使う部屋に置いておけるかを考えてみてください。
PD50も8.8kgあるため、棚から頻繁に出し入れする使い方には向きません。収納して使うたびに移動させるなら、運ぶ距離や段差も選ぶ前に確認しておきましょう。
猫の体格と、部屋での扱いやすさで選ぶ2台
設置面積を抑えたい家庭に|Drybo Plus PD50
猫が無理なく姿勢を変えられる広さがあり、部屋で占める面積を抑えたいなら、50LのPD50が候補です。床から風を送り、抜け毛を一か所へ集める構造を備えています。
推奨環境温度は15〜30℃です。使う部屋の温度も含めて取扱説明書を確認し、扉の前で猫を見守れる場所へ置いてください。
大柄な猫に広さを取りたい家庭に|Drybo Air PD80 pro
50Lでは姿勢を変えにくそうな大柄な猫や、箱の中の空間に余裕を持たせたい家庭では、80LのPD80 proを比べてみてください。前後左右と床面から風を送り、4段階の風量を選べます。
取り外して洗える床板、排水口、抜け毛を集めるダストフィルターがあり、使用後の掃除方法も選ぶ理由になります。本体の置き場所に加え、床板やフィルターを取り出して手入れできる空間も確保しましょう。
猫が受け入れられるかを確かめる3ステップ
「買っても中に入ってくれなかったら」と心配になりますよね。初めて使うのがシャンプー直後にならないよう、まずは電源を切った状態で、猫が箱に入れるかを確かめるところから始めましょう。
- 電源を切った状態で様子を見る:無理に押し込まず、猫が中へ入れるかを見守ります。
- 弱い送風を短い時間から試す:機種の説明書に従い、猫が落ち着いていられる範囲で使ってください。
- 嫌がる様子があれば止める:出ようとする、呼吸が普段と違う、熱そうにする場合は、すぐに止めて出します。
運転中はそばで猫の様子を見守ってください。 ドライルームがあるからといって、洗う回数を増やす必要はありません。必要なケアのあとに、猫が受け入れられる方法で使いましょう。
使用後の掃除まで含めて、家で使いやすい1台を選ぶ
乾燥中に抜けた毛は、次に使う前に取り除いておきます。PD50は毛を一か所へ集める構造、PD80 proはダストフィルターと洗える床板が特徴です。手入れは各機種の説明書に従ってください。
- 50LのPD50:猫の体格が合い、部屋で占める面積や本体の重さを抑えたい場合
- 80LのPD80 pro:猫に広い空間を取りたい、置き場所を確保でき、床板やフィルターの手入れ機能も使いたい場合
猫が中で姿勢を変えられること、飼い主が扉の前で見守れること。この両方を満たせるか確かめてから選んでみてください。
寸法の参照:Drybo Plus国内仕様、メーカー仕様、Drybo Air公式寸法図。