フェンス設置前に、窓の開口部と猫の足場を確かめる
窓を閉めたまま、猫がどこから窓へ上がるかを確かめます。椅子や机、収納の上から届くなら、床から窓までの高さに加え、その家具から開口部に届く経路も考えてください。
次に猫を別の安全な部屋へ移し、普段換気する幅まで窓を開けます。開いた部分の左右と、網戸の状態を順に確認しましょう。
- 網戸の状態:網の破れ・たるみ、枠のぐらつき、レールからの浮き。
- 開口部の隙間:左右や上側に、猫が体を入れられそうな隙間がないか。
- 猫の足場:棚・椅子・机から窓に届く経路がないか。
- 窓と鍵の操作:フェンスを設置した後も、窓や網戸を動かし、施錠できる場所があるか。
網戸の傷を直すことと、押して開けられないようにすることは別の対策です。猫が近づく側の開口部全体を覆えるフェンスを選び、上側や端に抜けられる道がないかも確かめます。適合する製品を設置できない窓は、猫のいない閉じた部屋で換気しましょう。
のぼれんニャン窓用S・Mは、窓枠の高さで選ぶ
のぼれんニャン窓用のSとMは、主に対応する高さが違います。取り付け位置の上下の距離・窓枠の奥行き・開口部を覆う幅を測り、説明書の固定条件と合わせて選びましょう。
| 比べる条件 | S本体 | M本体 |
|---|---|---|
| 対応高さ | 55〜88cm | 85〜148cm |
| 幅・厚さ | 幅約70cm・厚さ約2.5cm | |

Pet Select のぼれんニャン 窓用 S 本体
取り付け高さ55〜88cmの、低めの窓枠に合う候補です。開閉式のフェンスなので、必要なときに開けて窓や鍵を操作できます。窓枠には4cm以上の奥行きが必要です。
窓の開け方に応じて、猫が近づく開口部を本体で覆えることも確認します。

Pet Select のぼれんニャン 窓用 M 本体
取り付け高さ85〜148cmの窓枠に合う候補です。フェンス2枚を含む本体セットで、開閉側を開けて窓の鍵を操作できます。高さがSと重なる窓もあるので、固定面と開口部全体を覆えるかを合わせて確かめましょう。
「M専用拡張パネル」は本体に足す部品です。拡張パネルだけでは使えないため、初めて購入するときは本体セットか確かめましょう。幅広の窓へ拡張する場合も、枚数だけでなく接続方法と固定条件を説明書に合わせます。
設置後は、窓の操作とフェンスのロックを試す
フェンスは説明書の固定条件に合わせて設置します。高さが範囲内でも、固定面に十分な強度や広さがなければ使えません。材質、段差、傾斜、取っ手との干渉も確認してください。
猫が別室にいる間に、窓を開ける、網戸を動かす、窓を閉めて施錠する、という普段の操作を試します。鍵へ手を伸ばしにくい場合は、設置位置を見直しましょう。
換気するときも、この順で操作しましょう。
- 猫を別室へ:窓から離れた安全な場所に移し、フェンスのロックを解除します。
- 窓を操作:窓を開け、網戸を整えます。
- フェンスを閉める:ロックピンを最後まで戻します。
- 固定と隙間を確認:端の隙間や固定の緩みがないか確かめてから、猫を戻します。
メーカーの案内では、開閉時以外は常にロックし、近くに足場となる台や棚を置かないよう求めています。脱走や網戸の傷を完全に防ぐ製品ではありません。正しい固定と毎回の操作、見守りを組み合わせて使ってください。
換気のたびに、網戸の傷・固定の緩み・新しい足場を確かめる
猫がフェンスの隙間から手を伸ばし、網戸へ触れることもあります。換気前には網の傷と固定の緩みを確かめ、傷んだ箇所は修理してから使いましょう。
新しい家具を窓の近くへ置いたときも、猫が上れる足場になっていないか見直します。前回の設置だけに頼らず、窓を開ける前の確認をひと続きの動作にしておくと続けやすくなります。
よく開ける窓を一つ選び、猫の足場と窓枠の寸法を確かめるところから始めてみてください。玄関や室内ドアも整える場合は、場所別の脱走防止用品で考え方を確認できます。
