家の体重計とキャリーで測る4つの手順
猫が体重計で落ち着いていられるなら、水平で安定した場所で直接測れます。難しい場合は、使い慣れたキャリーを使う方法も。先に、底が体重計に収まり、空のキャリーの重さも測れるか確かめてください。
- 空のキャリーを測る:いつもの敷物を入れ、猫を入れるときと同じ状態にして重さをメモします。
- 猫を入れて測る:扉を閉め、持ち手から手を離して、安定した数値を読みます。
- 引き算で体重を出す:猫入りで6.2kg、空で2.0kgなら、猫の体重は4.2kgです。
- 日時と条件をメモする:次回も同じ体重計、敷物、食事との前後関係で測りましょう。
抱いて測る場合は「猫を抱いた人の体重」から「人だけの体重」を引きます。ただし、人用の体重計は細かな変化を捉えにくく、猫が動くと数値も揺れます。一度だけ増えたように見えたら、まず測定条件を確認してください。
例えば週1回、同じ曜日の食事前など、続けやすい時間を決めると比べやすくなります。嫌がって逃げる日は切り上げて構いません。通院時に測定方法を相談することもできます。
毛の下の体形と、食べた量を一緒に記録する
体重に加えて、上から見た腰のくびれと、軽くなでたときの肋骨の触れ方も確認します。こうした体形の評価はBCS(ボディ・コンディション・スコア)と呼ばれます。長毛の猫は毛の輪郭だけで判断しにくいため、触れた印象もヒントにしましょう。お腹を強く押したり、嫌がる場所を繰り返し触ったりする必要はありません。
- 測定:日付、体重、使った体重計、食事の前か後か。
- 食事:フードの種類、一日に用意した量と残った量、おやつ。
- 体調:食欲、飲水、遊び方、トイレなど、普段と違う様子。
「10月3日、4.2kg、いつもの量を食べた」くらいの短いメモから始められます。家族みんながごはんをあげるなら、一日分を一か所へまとめると量を把握しやすくなります。
病院と家では体重計による差が出る場合があります。これからの記録は同じ道具で続け、普段からの変化を見返しましょう。体形の見方が分かりにくければ、健診で自分の猫を触りながら教えてもらえます。
体重や食欲の変化が続くときは、記録を持って相談する
適正体重や減量の必要性は、年齢、体格、筋肉の状態も含めて獣医師と判断します。冬毛の見た目や一回の数値だけで、急にごはんを減らさないでください。
- 記録を持って相談:体重が続けて増える・減る、食欲が変わる、元気がない。
- 次の測定日を待たず連絡:食べない、苦しそうに呼吸するなどの異変がある。
抱っこやキャリーで測りにくいときは、トイレで自動記録も
抱っこを嫌がる、キャリーを見ると逃げるなど、毎回測るのが難しい猫には無理強いしないようにしましょう。トイレの利用時に体重を記録する機器も選択肢です。今のトイレを続けたいか、トイレごと替えられるかで選び方が変わります。

Catlog Board 2
今のトイレを替えずに、日々の体重を記録したい方に。トイレの下へ置く方式です。使っているトイレの形と大きさが設置条件に合うかを確かめ、通信環境と月額料金も含めて検討しましょう。
- トイレ利用時の体重や排泄データをアプリに記録
- 乾電池式。送信には2.4GHz帯のWi-Fiが必要
- 機器代に加え、利用する猫のメンバーシップ月額料金が必要

トレッタ
体重と一緒に、トイレ利用時の動画も見返したい方に。トイレごと替えるため、新しい形に猫が慣れられるかも考えたいところです。専用アプリ、通信環境、継続料金を確認して選びましょう。
- カメラと重量センサーを備えたシステムトイレ
- Wi-Fiと専用アプリで記録を確認
- 月額プランは初期費用と継続料金が必要。解約後の計測・アプリ機能の条件も確認
自動記録も、設置や猫の入り方で数値が安定しないことがあります。急に大きな差が出たら置き方と猫の様子を確認し、必要なら別の方法で測り直してください。アプリは普段との差を知る道具で、診断の代わりにはなりません。
まずは無理なくできる方法で一回測り、短い記録を残してみましょう。自動記録を詳しく比べたい場合は、Catlog Board 2とトレッタの選び方で置き方と料金を確認できます。
