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猫がいる部屋の臭い対策|布・床・トイレの掃除と消臭の手順

トイレは片付けたのに、部屋に入るとまだにおいが気になる。そんなときは、猫がよく寝る布や床、排泄物を捨てる場所を確かめ、「汚れを取り除く→換気する→残るにおいに消臭用品を使う」の順で進めましょう。まずは、一番においが強い所を探します。

洗えるカバーを一枚洗う、家具の下を拭くなど、小さな作業から始められます。布・床・トイレ周りの手入れと、消臭用品の使い分けを紹介します。

部屋の臭いをたどる:寝床・ソファの布、床・壁の汚れ、トイレとごみ箱、換気と補助用品

においが強い場所を探し、汚れに合う掃除を選ぶ

部屋のにおいは、トイレだけが原因とは限りません。寝床やソファに生活臭が残ったり、床にこぼれたフードや尿の汚れが乾いていたりすることもあります。ライオンペットの解説でも、布や床に付いた汚れと、部屋に広がるにおいを分けて手入れする方法が紹介されています。

気になる場所探す汚れ・もの最初にすること
猫の寝床・ソファカバー、毛布、クッションに残るにおい毛を取り、洗える布を洗濯する
床・壁際・家具の下尿、吐いたもの、食べこぼし固形物や水分を取り、素材に合う方法で拭く
トイレとごみ箱の周り本体の汚れ、使用済み砂・シート排泄物を片付け、においが残る箇所を洗う
食事スペース食器の下やマットに付いたフード残ったフードを片付け、食器と周囲を洗う・拭く

来客前で時間が限られているなら、排泄物と食べ残しの片付けを優先し、洗える毛布を洗濯へ回しましょう。トイレ周辺ににおいが集中している場合は、猫トイレのにおい対策と、防臭袋・シート・ごみ箱の使い分けも参考になります。

布に残るにおいは、毛を取ってから洗う

猫が毎日使う毛布やソファカバーは、外して洗えるかを先に確認しましょう。洗濯表示を見て、洗えるものは次の順で手入れします。

  1. 毛やごみを取る。布に使えるブラシや掃除機で、表面の毛を取り除きます。
  2. 洗濯表示に沿って洗う。表示に合う洗剤・水温・洗い方を選びましょう。
  3. 中まで乾かす。十分に乾いてから、猫が使う場所へ戻します。

外せないソファの布は、水洗いできる素材か確かめる

カバーを外して洗濯できないソファでも、布地を水洗いできる製品なら、部分洗浄が選択肢になります。家具の手入れ表示を見て、使えるクリーナーを目立たない所で試してから進めましょう。

アイリスオーヤマ リンサークリーナー RNS-P10-W

アイリスオーヤマ リンサークリーナー RNS-P10-W

水洗いできるソファやラグに、食べこぼしなどが染みたときに。水を吹きつけて浮かせた汚れを、水分ごと吸い取るクリーナーです。ブラシ付きヘッドとT型ヘッドを、座面や隙間など掃除する場所に合わせて使えます。

サイズ・重さ幅約29×奥行18×高さ27cm・約3.2kg
付属ヘッドブラシ付きヘッド、T型ヘッド
電源AC100V・電源コード約3m
  • 水に弱い革・絹や、フローリングには使えません。家具側の手入れ表示も確かめてください。
  • 乾いた毛や砂は先に別の道具で取り除きます。吐いたものや感染症の疑いがある汚れの吸引には使わないでください。
  • 同じ場所へ水をかけ続けず、散布した水をすぐに吸い取り、よく乾かしてから猫を戻します。

使用後はタンクの汚水を捨て、ホースなどを洗って乾燥させます。使える素材と手入れの手順は、メーカーの取扱説明書で確かめられます。

クッションの中まで尿が染みていると、表面の洗浄では取りきれないことがあります。繰り返し濡らす前に、家具のメーカーやクリーニング店へ手入れの方法を相談しましょう。

洗う前の毛取りに手間がかかる場合は、ラグやソファの猫の毛を取る道具をご覧ください。掃除機で吸いきれず布に絡む毛に向く道具を比べています。

床の尿は吸い取り、固形物は取り除いてから拭く

掃除中は猫を別の部屋へ移すと、濡れた床や洗剤に近づくのを防ぎながら作業できます。花王のペットと暮らす家の掃除ガイドでも、猫の近くでスプレーを使わず、換気しながら表示どおりに拭き取り・すすぎを行うことを案内しています。

尿を見つけたら、乾く前にペーパーなどで吸い取ります。便や吐いたものは固形物を取り除いてから、床や布に使える洗浄用品で手入れしましょう。カーペットの尿は強くこすらず、吸い取るところから始めましょう。この方法はCats Protectionの案内でも勧められています。

フローリングは、水拭きできるか、ワックスや表面の加工に洗剤が合うかを確認します。使う量と放置時間、仕上げの水拭きの要否は製品表示に従い、拭いた場所が乾いてから猫を戻してください。

使用済みの砂やシートは、袋の口を結んでごみ箱へ

トイレ本体や床を掃除してもにおうときは、使用済みの砂やシートを捨てた場所も確かめましょう。袋の口が開いていたら結び、猫が触れない場所で収集日まで保管します。捨て方は自治体の分別に従ってください。

BOS 防臭袋 Mサイズ90枚(白・マチあり)の商品画像

BOS 防臭袋 Mサイズ 90枚入(白・マチあり)

排泄物を片付けた後、ごみ箱から漏れるにおいが気になる家庭に。回収した猫砂やシートを入れて、袋の口を結んで使う防臭袋です。Mサイズは縦38cmあるので、入れる量を調整しながら口を結ぶ余裕を残せます。

袋のサイズ約23×38cm
枚数90枚
袋の色・形白・マチあり

袋の口付近を汚さず、破れていないかも確かめて使いましょう。メーカーの案内でも、結び目より上の汚れや袋の傷が、におい漏れにつながると説明されています。

換気と消臭用品は、掃除の仕上げに使う

換気中は、猫が開いた窓へ近づけない状態にする

汚れを取り除いたら空気を入れ替えます。猫を別の閉め切った部屋へ移してから窓を開けると、掃除と換気を進めやすくなります。猫がいる部屋で換気するなら、窓のフェンスや網戸のロックなど、開口部に合う対策を整えましょう。取り付け条件は猫の窓・玄関・室内ドアの脱走防止対策で紹介しています。

消臭スプレーは、使いたい場所に合うものを選ぶ

布用、床やトイレの拭き掃除用、空間用では使い方が異なります。ラベルの用途と使えない素材を確かめ、猫の体や食器へ直接かからない場所で使用してください。香りの強さが気になる家庭では、無香料の選択肢から探すと選びやすくなります。

ナノコロナチュレ ペットスプレー 490mlの商品画像

ナノコロナチュレ ペットスプレー 490ml

掃除の後も、猫の寝床の周りや家具のにおいが気になるときに。ペット用品・家具・衣類などの消臭に使えるスプレーです。素材に使えるかを確かめてから、気になる場所へ使います。

内容量490ml
成分水、ダイズ油脂肪酸
用途ペット用品や家具、衣類の消臭

最初は目立たない所で試し、変質・変色がないことを確かめてください。尿や食べこぼしなどの汚れを片付ける作業と、スプレーを使う仕上げを分けて進めましょう。

楽天市場では490mlと1000mlが同じ商品ページにあるため、容量「490ml」を選んでください。

猫が日常的に使う寝具は、強い香りを残さず洗える方法が向いています。香りを足す目的で精油(アロマオイル)を自己判断で混ぜるのは避けましょう。Cats Protectionの家庭内の安全ガイドも、猫の周りで使う精油や洗浄用品に注意を促しています。

空気清浄機を足すなら、汚れを落とした後の補助として

空気清浄機の脱臭機能は、空気中のにおいを減らす補助になります。一方、布の中の尿や、ごみ箱に残る排泄物を取り除く機能ではありません。パナソニックのフィルター解説でも、ペットなどから発生し続けるにおいはすべて除去できるわけではないと説明しています。

買い足す前に、部屋の広さに合う適用床面積と、脱臭フィルターの手入れ・交換方法を確認しましょう。すでに使っているなら、フィルターの汚れや交換時期を見直すことから始められます。

猫がよく使う場所を、手入れしやすく整える

におい対策を続けやすくするなら、猫の定位置に洗えるカバーを敷き、床に置くものを減らして拭ける範囲を広げます。カバーの洗い替えを一枚用意しておくと、洗濯中もいつもの寝床を使いやすくなります。

まずは一番においが残る布を一枚洗う、または床を一か所拭くことから始めてみてください。そこを片付けても残るにおいに合わせて、トイレ周辺の手入れや消臭用品を選んでいきましょう。