出発日から帰宅日まで、訪問日時と担当者を決める
朝に出て夜に帰る場合と、夕方に出て昼に帰る場合では、同じ2泊3日でも家を空ける時間が違います。最初と最後の日も入れ、普段の間隔で食事と世話を続けられるように組みましょう。
訪問は少なくとも一日2回を目安に考えます。猫保護団体Cats Protectionも旅行中の訪問をこの頻度で案内しています。子猫、高齢猫、持病・投薬がある猫は、さらに頻繁な世話が必要な場合があります。猫に合う間隔は担当者や獣医師と相談してください。
- 時刻を書き出す:出発、帰宅、普段の食事と投薬の時刻を並べます。
- 担当者を決める:自分が済ませる世話と、訪問する人に頼む世話を分けます。
- 変更時の対応を決める:帰宅が遅れた場合の追加訪問と、担当者が来られない場合の代理人を相談します。
例えば出発日の朝を自分が担当するなら、その日の夕方から訪問を頼みます。帰宅予定がずれたとき、最後の世話を誰がするかまで決めておくと対応しやすくなります。
いつもの世話を一緒にリハーサルし、メモで共有する
口頭だけで伝えるより、フードを量り、皿を洗い、トイレをすくうところまで一緒にやってみましょう。次の内容をメモにしておくと、担当者も確認しながら世話を進められます。
- 食事:フードの種類、1日量と1回量、時刻、食べ残しの扱い。日・回ごとに分けて用意すると迷いにくくなります。
- 水:すべての器の場所、洗い方、新しい水への替え方。
- トイレ:場所、掃除手順、砂と袋の保管場所、ごみの捨て方、普段の排泄。
- 猫の様子:隠れ場所、声のかけ方、普段の食欲や歩き方。
- 室内環境:暖房の設定、窓とドアの状態、玄関を開けるときの猫の動き。
ウェットフードは食べ残しを長時間置かないよう、片付け方まで伝えます。療法食や薬がある猫は、いつもの食事を続けられ、投薬もできる担当者に頼みましょう。水やトイレを増やす場合も、訪問時に水替えと掃除をしてもらいます。
旅行直前は新しい給水器や砂へ替えるより、慣れたものを続けるほうが普段との差を確かめやすくなります。
連絡する内容と、急変時の受診手順を決める
人見知りで出てこない猫は追いかけず、隠れ場所を静かに確かめてもらいます。報告は「給餌器が動いた」だけでなく、食べた量、排泄、猫の姿や動きも共有してもらいましょう。カメラに映らない猫や水の汚れは、訪問する人に確認してもらいます。
次の異変は、飼い主への連絡や次の訪問を待たず、動物病院へ連絡するよう共有してください。
- ごはんを食べない。
- 何度もトイレへ行くのに尿が出ない。
- 苦しそうに呼吸している。
飼い主と連絡がつかないときの受診、判断の権限、費用の扱いも事前に相談しておきます。
- 受診先:かかりつけと、休診中に受診できる病院の連絡先。
- 持ち出すもの:猫の情報、薬、キャリーの置き場所。
- 家への出入り:鍵が実際に使えるか、玄関から猫を出さずに入る手順。
ひも付きおもちゃ、包装材、食べ物を片付け、留守中の暖房は機器の使用条件に合わせておきましょう。
訪問と食事の時間が合わないときは、自動給餌器で補う
担当者の訪問時刻といつもの食事時刻が合わないときは、タイマー式給餌器が役立つ場合があります。出発前に普段のフードで何度か動かし、出た量、猫が食べること、担当者が操作できることを確かめましょう。

エレコム 自動給餌器 PET-AF01WH
本体のボタンを見ながら、訪問担当者に操作を伝えたい方に。普段のフードで1ポーションの重さを測り、一回量に合う設定を決めます。予備電池を併用する場合も、実際の状態で試しておきましょう。
- ドライフード専用、1日最大6回
- 1ポーション約7±2g。粒の形・大きさで実際の量は変動
- ACアダプターが通常電源。単3形アルカリ電池4本を予備電源として併用可能
- 屋内専用。ケージ・サークル内では使用不可

うちのこエレクトリック カリカリマシーンV2
一回量に合わせて、約5g用と約10g用の部品を使い分けたい方に。部品を替えたら出る量を測り直し、いつものフードに合う設定へ調整します。
- タイマーは1日最大6回、1分単位で設定
- 約5g用・約10g用のプロペラを付属。フードにより実際の量は変動
- ドライフード対応。約5g用では粒のサイズ5〜12mmが目安
- DCアダプターと単1形アルカリ電池3本の電源に対応
訪問時には残量、詰まり、皿、電源を確認してもらいます。動かないときに手で出す一回分も用意し、給餌器の分と二重に与えない手順を合わせてください。予備電池は、詰まりや転倒まで解決するものではありません。
ごはんと水を多めに置けば、訪問なしで過ごせる?
自動給餌器や多めの水だけでは、食べた量、器の汚れ、排泄や急な体調変化を確かめられません。2泊3日は機器だけに任せず、人が訪問する準備をしましょう。
出発前に、担当者が一人で同じ世話をできるか確かめてください。出勤前の留守番準備に加え、数泊では毎日の訪問と緊急時の対応を用意します。
