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肉を主原料にした猫用ドライフードの選び方|アカナ・オリジン・カナガンを比較

肉を主に使ったフードを探していても、「鶏や七面鳥が入っているのは同じ。どこが違うの?」と迷いますよね。選ぶときの軸は、原材料の組み合わせ、100gあたりのカロリー、愛猫に合う一日量の3つです。肉の割合だけで決めず、使い切れる容量まで比べてみましょう。

今回はアカナ ワイルドプレイリー、オリジン オリジナルキャット、カナガン チキンを紹介します。選びたい条件に合わせて、次の3点から候補を絞ってみましょう。

  • アカナ:肉・魚・卵を組み合わせた配合を340gから試したい方に。今回の3品では100gあたりのカロリーが最も低めです。
  • オリジン:動物原材料85%の配合を重視する方に。こちらも340gから選べます。
  • カナガン:チキン中心の配合を1.5kgで続けたい方に。4〜5kgの成猫目安なら一袋約25〜30日分です。
二つのフードボウルを見比べる猫と、肉や魚などの原材料を表す食材
肉や魚の組み合わせ、カロリー、一日量を比べると、候補の違いが分かります。

原材料・成分・カロリーで3商品を比較

まずは100gあたりの数値をそろえて比べましょう。袋に「kcal/kg」と書かれている場合は、10で割ると100gあたりの数値になります。

比べる項目アカナ ワイルドプレイリーオリジン オリジナルキャットカナガン チキン
主な動物原材料鶏、七面鳥、ニシン、卵、トラウトなど鶏、七面鳥、ニシン、ヘイク、卵など乾燥チキン、チキン生肉、乾燥卵、サーモンオイルなど
メーカー表示の配合割合動物原材料75%動物原材料85%乾燥チキン35.5%、チキン生肉25%
粗たんぱく質/脂質37%以上/18%以上40%以上/20%以上34%以上/16.7%以上
100gあたりのエネルギー393kcal416kcal405kcal
容量340g・1.8kg・4.5kg340g・1.8kg・5.4kg1.5kg

配合割合は、何を合計した数字かにも注目してください。アカナとオリジンの75%・85%は、肉・魚・卵など動物原材料全体の割合です。カナガンの乾燥チキンとチキン生肉は、合計60.5%。卵やオイルまで含めた動物原材料全体の数字ではないため、単純に75%・85%と比べて優劣をつけないようにしましょう。

また、商品名にチキンとあっても、ほかのたんぱく源を含む場合があります。避けたい原材料があるときは、表示の最後まで確認しましょう。

一日量の目安は、体重と避妊・去勢の有無で確認

同じ4〜5kgの猫でも、メーカーが設ける区分によって給与量が変わります。次の表は、それぞれの公式案内を区分名と一緒に整理したものです。

商品4〜5kg帯の一日量避妊・去勢後の一日量
アカナ維持・避妊去勢前:75〜80g維持・避妊去勢後:45〜60g
オリジン通常・成猫:65〜74g避妊去勢後:43〜52g
カナガン成猫:50〜60g専用の区分なし

表を使うときは、次の2点を押さえてください。

  1. カナガンの50〜60gを、ほかの2品の「避妊去勢後」と同じ条件で比べない。専用欄がないため、個体差や活動量に合わせて調整します。
  2. 新しいフードは、その商品の給与量で量り直す。例えば同じ50gでも、アカナは約197kcal、オリジンは208kcalになります。

数字の大小だけで猫への合いやすさは決まりません。持病がある猫や療法食を食べている猫は、切り替える前に獣医師の指示を確認してください。

希望に合う一袋はどれ?3商品の選び分け

アカナ ワイルドプレイリー|肉・魚を組み合わせ、340gから試したい方に

鶏や七面鳥に魚・卵を組み合わせた配合を、小袋から試したいときの候補です。動物原材料は75%。100gあたり393kcalで、今回の3品の中ではエネルギーが低くなっています。

オリジンも340gから選べるので、小袋の有無に加え、原材料全体や今のフードとのカロリーの違いを比べてみましょう。

袋は340g・1.8kg・4.5kg。食べてくれるかを確かめたあと、愛猫の一日量に合わせて続けやすい容量を選べます。購入先でも、選んだ袋の容量を確認してください。

オリジン オリジナルキャット|動物原材料85%の配合を重視する方に

鶏・七面鳥・魚・卵など、動物原材料を85%使った配合を選びたいときの候補です。アカナより割合は高くなりますが、85%すべてが生肉という意味ではありません。公式には、原材料の3分の2が新鮮または生と説明されています。

今回の3品では、粗たんぱく質40%以上、脂質20%以上、416kcal/100gが最も高い表示です。数字が高いほど愛猫に合うわけではないため、切り替えたら以前と同じ一杯を出さず、商品の給与量に合わせて量り直してください。

容量は340g・1.8kg・5.4kg。小袋で食べ方を確かめたい方は、購入先で容量を選んでから注文内容を確認しましょう。

カナガン チキン|チキン中心の配合を1.5kgで続けたい方に

乾燥チキン35.5%とチキン生肉25%を中心にしたフードを選びたいときの候補です。サツマイモやジャガイモのほか、乾燥卵やサーモンオイルも使っています。鶏だけの単一原料フードではありません。

容量は1.5kgの1種類。4〜5kgの成猫の公式目安量50〜60g/日なら、一袋は計算上約25〜30日分です。340gの小袋がある前の2品と比べ、最初に買う量が多い点は押さえておきましょう。

切り替え中に以前のフードと混ぜたり、ウェットを併用したりすると、ドライの減り方も変わります。公式サイトの給与量・保存方法を確認して、1.5kgを使い切れるか考えてみましょう。

新しいフードには少しずつ切り替える

気になる商品が決まったら、食べ方を確かめながら少しずつ切り替えます。カナガンは、少なくとも7日間ほどかけて次の割合にする方法を案内しています。

  1. 1日目:今のフード75%+カナガン25%。
  2. 3日目:今のフード50%+カナガン50%。
  3. 5日目:今のフード25%+カナガン75%。
  4. 7日目:カナガン100%。

これはカナガンの案内です。アカナやオリジンは、選んだ商品の切り替え方に従ってください。切り替え中は食べる量や便の様子を見て、体調に気になる変化があれば獣医師へ相談しましょう。

最初の容量に迷う方は、パウチと少量ドライの選び方も参考にしてください。小袋がある商品はそこから、1.5kgの商品は一日量と使い切り日数を確かめるところから始めると、候補を選びやすくなります。

参考資料