ドーム型とスクエア型、普段の寝方に合うのは?
箱の中や布の下に入って眠る猫には、屋根付きのドーム型が候補になります。周囲を囲まれた空間で、体を隠して休める形です。
ソファや座布団の上で手足を伸ばす猫には、上が開いたスクエア型が向いています。寝転んだまま周りを見渡せ、ふちを枕のように使えるのも特徴です。
ただし、丸まって寝るから必ずドーム型を好む、というわけではありません。姿勢だけでなく、普段、屋根や布に囲まれた場所を選んでいるかも見てみましょう。よく眠っている姿を写真に残しておくと、商品と比べるときにも役立ちます。
Petioの2商品を比較|屋根の有無と奥行きが違う
ここでは「包み込みドーム」と「フィットスクエア M」を比べます。どちらも電気を使わない布製の冬ベッドで、手洗いができます。大きく違うのは、屋根の有無と床に置いたときの奥行きです。
| 比べるところ | 包み込みドーム | フィットスクエア M |
|---|---|---|
| 形 | 屋根付きのドーム型 | 上が開いたスクエア型 |
| 選ぶ目安 | 布や箱にもぐって休むのが好き | 開けた場所で手足を伸ばして休むのが好き |
| 本体外寸 | 幅51×奥行51×高さ28cm | 幅52×奥行40×高さ14cm |
| 重量 | 888g | 640g |
| 手入れ | 手洗い可・日陰で平干し | 手洗い可・日陰で平干し |
| 電気 | 使用しない | 使用しない |
両方とも表地・内地・中綿はポリエステル、底面はポリエステルと塩化ビニル樹脂です。素材や洗い方は共通なので、猫の寝方と置ける広さで選び分けやすい2点です。
Petio あったかくつろぎベッド 包み込みドーム
もぐって休める寝床を増やしたい猫向けの、屋根付きベッドです。入口のふちにあごをのせ、体を中へ入れたまま顔を出して休む使い方もできます。
約51×51cmの床スペースを使うため、ソファ脇など、ドームの形を保って置ける場所に向いています。
Petio あったかくつろぎベッド フィットスクエア M
屋根のある寝床に入りたがらない猫には、周りが見えるスクエア型を試してみましょう。周囲を見渡せるほか、厚みのあるふちを枕のように使えます。
奥行きは約40cmで、包み込みドームより11cm浅い形です。ドーム型では壁から張り出しすぎる場所でも、収まるか比べてみてください。寝返りを打って足がふちの外へ出てもよいように、周囲の余白を残して置きましょう。
高さ約14cmは本体全体の数値で、入口の段差を示すものではありません。乗り降りに不安がある猫は、商品写真の入口の形も見て、今使っている寝床と比べてください。
サイズは外寸と内側の広さを分けて確認する
ベッドのサイズを見るときは、次の2つを分けて考えると選びやすくなります。
- 床に置けるか:本体の外寸で確認します。ドーム型は約51×51cm、スクエア Mは約52×40cm。入口から近づいたり掃除したりできる余白も必要です。
- 猫が無理なく横になれるか:内側の広さで確認します。ふちや屋根の厚みがあるため、外寸いっぱいを寝床として使えるわけではありません。今使っている寝床や、猫がくつろいでいる姿と比べましょう。
「全猫種用」という表示だけで決めず、猫の体格と寝る姿勢に合うかを考えることが大切です。出入りに不安がある猫では、入口の形や段差も見てください。本体全体の高さと入口の高さは別なので、同じ数値として扱わないようにしましょう。
2点とも電気カーペットや床暖房の上には置けません。ヒーター用コード穴は付いていますが、ペット用ヒーターを組み合わせる場合は、ベッドとヒーター双方の注意事項に従ってください。
寝床のまわりがどのくらい冷えるか気になるなら、まずは猫が休む高さで測ってみましょう。猫のいる部屋の温湿度計の選び方では、室内で見るタイプと外出先から確認するタイプの違いを紹介しています。暖かさを足す道具を検討する場合は、猫用ヒーターマットの大きさ・表面・手入れの比較も参考になります。
洗い方は手洗い|乾かす場所も用意しておく
毎日使うベッドには、抜け毛や汚れが付きます。今回の2点は手洗い用で、洗濯機・乾燥機・ドライヤーは使えません。手元の品質表示に従い、次の流れで手入れしましょう。
- 表示に従って手洗いし、軽くしぼる。
- 乾いた布で水気を取り、形を整える。
- 日陰で平干しし、中まで十分に乾いてから戻す。
冬は乾燥にも時間がかかるため、約50cm幅のベッドを広げて干せる場所を考えておきましょう。洗っている間に猫が休めるよう、今の寝床も残しておくと便利です。
底面には滑り止めがありますが、床材によっては色移りや跡が残る場合があります。ベッドを持ち上げて掃除するついでに、床の状態も見ておくと安心です。
新しいベッドに入らないときは、いつもの寝床の近くで試す
届いてすぐに入らなくても、急いで使わせる必要はありません。次のように、猫が自分で確かめられる状態で待ってみましょう。
- 普段休んでいる場所の近くへ置く:慣れた場所で、においをかいだり入口をのぞいたりできるようにします。
- 今の寝床を残す:新しいベッドと行き来できるようにし、選ぶ余地を残します。
- 無理に中へ入れない:顔を近づける、ふちにあごをのせるといった小さな反応も見守りましょう。
もぐって休みたい猫にはドーム型、開けた寝床が好きな猫にはスクエア型。普段の好みを起点に、置ける広さと手入れのしやすさまで合うベッドを選んでみてください。
今のベッドに一枚足す方法も考えたいなら、猫用毛布のサイズと厚みの選び方へ。部屋の冷え方や暖房も含めて冬支度を整えるときは、猫の寒さ対策と寝床の配置を参考にしてください。